6日目 8月12日(月) 曇り→晴→雨

和琴半島湖畔キャンプ場~(道道588)津別峠~津別~(国道240)本岐~(道道494)チミケップ湖~訓子府日出
~(道道986)訓子府市街~(道道143)~(道道261)~(国道242)留辺蘂~(国道39)滝の湯「夢風泉」
走行距離130Km 獲得標高1,554m
コースマップ

4:00 起床
テントを出てみると少し肌寒い曇り空。山シャツを着こむ。
今日は今回の行程の中でもっとも勾配のきつい津別峠に挑戦する。
昨日はしっかり休養をとったのでなんとか展望台までたどり着きたいと思う。
せっかく辛い上りなのでぜひ展望台から屈斜路湖を眺めたいものだ。
わさび茶漬けで朝食を取り、さっさと片付け出発の準備を整える。

5:45 このキャンプ場もゴミ捨て可能ですっきり出発
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国道243号線に出て美幌方面に2Kmほど進むと、道道588号線 津別への分岐点
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道道588号線に入るとまずは直線の上り坂が待っていた。
山シャツを脱ぎ、タオルを頭に巻いて臨戦態勢に入る。
しかし雲が低く全く山が見えない。もちろん上からも下は見えないのである。
峠に着くころには天気が回復してくれることを願い、いざ津別峠へ
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道幅が狭くなって、森に入ると九十九折れが始まる。
カーブでぐぐっと高度を稼いでいく。
つらい勾配であるが直線部分ではいくらかゆるくなるのでなんとかがんばって上っていける。
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しばらく進むと雲の中に突入する。雨とはなっていないが道路は濡れ、霧が腕毛に白く光るようになる。
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九十九折れ区間を過ぎ、森を抜けると明るさを感じるようになるが霧は一向に晴れる様子がない。
下界も真っ白で方角さえわからない。
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峠近くまで来ると霧は残っているものの路面は乾いている。雲の上に出たようだ。
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7:26 津別峠着 標高754m
峠に展望はない。展望台へはさらに2Kmの上りである。
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この天候では、屈斜路湖を見るのは絶望的ではあるがここまで来ててっぺんを目指さないわけにはいかない。
奇跡を信じて上り始める。
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ギアを最終兵器である26X26に落とし、蛇行しながらのろのろと上って行く。
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峠から2Kmで斜度がゆるやかになり到着かと思いきや最後にもうひと上り。
7:55 右カーブを上りきり展望台に到着 標高950m
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気温が低いので濡れたTシャツを着替え、山シャツとウインドブレーカーを着こむ。
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駐車場から屈斜路湖側の展望台までスロープがあったので自転車で上る。
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視界は真っ白。しばらく天候の様子を伺ってみたがすぐに回復することはなさそう。
残念ながら屈斜路湖はあきらめるしかない。
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バイクツーリングの方も残念そうにこれからのルートを思案中であった。
自転車はまだ上りきった達成感を味わえるだけマシであると感じた。
景色は楽しむことはできなかったが涼しく雨も降らずヒルクライムには好条件であったのだと前向きにとらえ先に進むこととする。
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8:35 展望台を後にし、峠までの激坂を下る。
峠の津別側は屈斜路湖側より勾配がきつく8%~12%。
油断するとあっという間にオーバースピードとなってしまう。
ブレーキレバーを握る手が痛い。
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あっという間に急勾配の下りが終了し上里のT字路に出る。
ここから津別市街までの20Kmも下り坂。
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空も明るくなって気温も上昇しているようだ。
ウインドブレーカーと山シャツをしまう。追い風も味方し快調に進む。
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津別に近づくにつれ天気がどんどん回復していく。
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津別市街に入ると強い日差しが肌を刺す。

9:52 街中のセイコーマートで週替わり弁当の豚焼肉弁当、プチフレッシュサラダ、青森りんご紅茶と夕食用のレトルトカレーを買い込む。
津別の展望台は今は晴れているのだろうか・・・、1時間出発を遅らせていたら・・・などと今更どうしようもないことを考えながらコンビニ脇の日陰に座り込み燃料補給。

腹ごしらえを終え、国道240号線を南下し始めるとゆるやかな上りに加えて向かい風となる。
津別までの快調なペースが一気にスローペースとなる。

11:01 道道494号線分岐
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道道494号線に入ると一旦向かい風から解放されるも西向きに方向が変わるとまた向かい風。
勾配はゆるい上りではあるが交通量も少なく国道よりは全然走りやすい。
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進むにつれてそれまで晴天だった空が曇り空となり、さらに風上の雲は黒い雲である。
曇で涼しくなるのはありがたいが、雨は勘弁してもらいたい。
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牧場をすぎるとまもなく道が一気に細くなり、未舗装となる。
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11:53 砂利も浮いてなくとても走りやすいフラットダート。
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鹿鳴の滝
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なんてことはない滝であった。
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鹿鳴の滝から勾配が上がる。
トルクをかけてスリップすることのないよう軽いギアに落としクルクルと回して上る。
ほどなくしてチミケップ湖畔に到着する。
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湖畔に沿った締ったダートを気持ちよく走る。
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12:24 湖畔を半周近く走ったところでチミケップ湖キャンプ場。
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2組のキャンパーがテントを張っていた。物静かで心落ち着くロケーションである。
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湖を眺めているとゴロゴロと嫌な音が・・・
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もう少しゆっくりとしたいところだが、雨が降り出す前に未舗装の山道を越えてしまいたい。
念のためサドルカバーを装着し出発する。
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チミケップの湖畔から離れYMCAのキャンプ場を過ぎたあたりでポツリポツリと雨粒が落ちだしたかと思うと一気にザーザー雨となる。あわててポンチョをとりだす。
舗装道路となりこのまま舗装かと思ったがそうはいかない。
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再び未舗装路にはいると勾配がきつくなる。ポンチョを被っているので一気にオーバーヒートとなり汗が噴き出す。
ギアを26X26に落としスリップしないよう砂利の浮いていない部分を選んで慎重に上って行く。
雨脚は強いが木々のおかげで直撃は免れる。
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なんとかピーク地点を越えて下りに転じる。滑りやすい路面をゆっくり下る。
川沿いまで下りると舗装路になりほっとする。

13:42 広い舗装道路にでて道道986まで下りてくると高架橋が現れたので雨宿りする。
ちょうど近くで作業している方がいたので聞いてみると建設中の北見と足寄を結ぶ高速道路の高架橋であるとのこと。
完成は50年後とのことでお互い生きてはいないなぁと笑う。
ダンプカーがひっきりなしに往来している。
雨もほとんど止んだのでポンチョを脱いで出発する。
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道道986号線で訓子府の市街に入ると再び雨脚が強くなる。

道道143号線に入り常呂川と道道50号線を横断し、台地に上ると広々とした田園風景が広がる。
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振り返り訓子府市街方面
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空は青空の部分もあり時折日差しが出る一方、雨も降ったり止んだりでポンチョも着たり脱いだりと忙しい。
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道道261号線に入ると日差しが出ると雨、日差しが隠れると雨が止むといったやっかいな空模様となる。
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国道242号線に入りキャンプ場まで5Kmとなるも標高差120mほどの丘越えが待っていた。
きつい勾配ではないのだが疲れて脚に力がはいらない。よろよろとなんとかピーク地点までたどりつく。
2Km下れば八方台森林公園キャンプ場なのだがまだ雨も止んでおらず津別峠とダートの山越えの疲労感でテントを張る気にならない。

15:35 とりあえず国道39号線まで下り、セイコーマートで雨宿りしながら地図とにらめっこ。
Tシャツの替えも後1枚となり洗濯もしたいし温泉にも入りたい。今日はキャンプをあきらめて宿を探すことにする。
まずは留辺蘂駅まで行って聞いてみると宿泊施設は温根湯温泉まで行かないとないとのこと。
ちょうど小雨になったのでポンチョを脱いで国道39号線を西へ8Kmの温根湯温泉を高速で通り過ぎる車の水しぶきを浴びながら目指す。

16:29 温根湯温泉街に着いたが観光案内所が見当たらない。
道の駅「おんねゆ温泉」に行ってみるとパンフレットがあったので見てみると温根湯からさらに8km先の滝の湯温泉が目に留まる。
さっそく「夢風泉」という宿に電話をしてみると素泊まりならばOKとのこと。
温根湯から先はお店がなさそうなので、街中のAコープで50円,100円引きとなっている見切り品の中からいなりずし、明太子風味の冷製パスタ、ツナとコーンのミニサラダ、朝食用におにぎり2個とビールを買って宿に向かう。

17:29 滝の湯「夢風泉」着(3,800円) 走行距離130Km 獲得標高1,554m
受付を済ませ荷物を部屋まで運びこむ。自転車は玄関内に置かせていただけたので今晩は自転車カバーは出番なし。
まずは浴衣に着替えて洗濯開始。
その間に温泉で汗と車の水しぶきにまみれた体を洗い、ゆっくり温泉に浸かって疲れた脚をマッサージ。
さっぱりして風呂を出るとちょうど洗濯が終了していたので乾燥機へ。
乾燥時間は80分なので部屋に戻って夕食にする。
ビールはちょっと温くなってしまったが久しぶりにテレビを見ながらゆっくり食事をとる。
ポンチョを乾かし荷物の整理をしながらテレビを見ているとようやく乾燥終了の時間となる。
ほかほかの衣類をたたんでサイドバッグに詰め込む。
天気予報では天気は回復傾向ではあるが朝は雨が残るとのこと。
予定より20Km程度先に進んでいるので朝は少しゆっくり出発できる。
明日は濡れない1日となることを願いながら20時過ぎに就寝。